税務署の電話相談2021年2月 よくある質問 その3 給与と年金(手書きしたい人)

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税務署の電話相談2021年2月 よくある質問その3 給与と年金(手書きしたい人)

 

 

よくある質問 その3(手書きしたい人)

 

パソコンを使ってください スマホを使ってください と言っても、使いたくない方々がいます。

そして、電話を掛けてきて、書き方を教えてとなります。

 

雑所得(公的年金)の計算が分からない

公的年金の所得計算をこれほど複雑にしてしまったのは、何故でしょう。年金を受給するのは、基本高齢者です。所得税の確定申告書は本来プロが作成するものではないとわたしは思います。

スマホやパソコンが使えない人は、手引きをもらってきて、該当ページを熟読しなければ答えは出ません。

厚生労働省からの公的年金、企業年金など複数の公的年金がある人は全てを集めてください。

支払通知書ではダメです。公的年金の源泉徴収票が必要です。

昨年より10万円高くなる計算になってます。

 

集めたら、電話をしましょう。

 

手書きの方には、電話して答えを聞き、記入しましょうがベストだからです。

 

給与所得の計算が分からない

給与所得の金額の計算は、手引きに表がありますから、これに従って計算します。

副業などで複数の会社からの源泉徴収票がある人は、全てを集めます。

もらったものが、給与の源泉徴収票であるか報酬料金の支払調書であるのかよく見てください。

難しい話はここには書きませんので、給与の源泉票は給与所得として、報酬料金の支払調書は雑所得として計算すると線引きします。

全ての給与の源泉徴収票を集めたら、その支払金額を合計して、合計収入を出して、それから手引きの表に当てはめて所得金額を計算します。

 

集めたら、電話をしましょう。

 

手書きの方には、電話して答えを聞き、記入しましょうがベストだからです。

 

ここでおわらないのが今年の特徴

所得金額調整控除(1)があるからです。

基礎控除を10万円あげたことから、給与所得が10万円増加するように計算式をあげたことと給与所得控除の頭打ちを1000万から850万に引き下げた調整を入れることになりました。

850万から1000万までの人で、本人、同一生計配偶者もしくは扶養親族のいづれかが特別障害者である場合又は23歳未満の扶養親族がいる場合

注意が必要なのは、この23歳未満の扶養親族が自分の扶養親族でなくても良いということ。配偶者の扶養親族でも可(OK)ということです。

シミュレーションで解説します。

給与所得と公的年金の両方の収入がある

ここでさらに複雑になるのが、給与と年金両方あるとどうなるです。

年金所得も10万高くなってる。

給与も10万高くなってる。

つまり、20万高くなってるから、給与から10万引いてあげるよという計算です。

シミュレーション

納税者 昭和25年生まれ

給与だけ 配偶者に23歳未満

の扶養親族がいる

さらに、年金収入が

210万円あると

給与収入金額 10,000,000 10,000,000 10,000,000
年金収入金額 2,100,000
給与所得 8,050,000 7,900,000 7,800,000
雑(年金)所得 1,000,000
合計所得 8,050,000 7,900,000 8,800,000
社会保険料控除 1,200,000 1,200,000 1,200,000
基礎控除 480,000 480,000 480,000
所得控除合計 1,680,000 1,680,000 1,680,000
課税される所得 6,370,000 6,220,000 7,120,000
税額 846,500 816,500 1,001,600
復興税 17,776 17,146 21,033
源泉税額 500,000 500,000 500,000
申告納税額 364,200 333,600 522,600
公的年金以外の

合計所得金額

8,050,000 7,900,000 7,900,000

扶養親族がいるという条件がプラスされると

1000万−850万=150万→150万✖️0.1=15万円…所得金額調整控除(1)

これにより、805万円が790万円になりました。

 

さらに、年金収入があることになると

10万円の所得金額調整控除(2)です。

これにより、805万→790万→780万になりました。

 

さらにさらに、「公的年金以外の合計所得金額」欄の計算がさらにさらに複雑怪奇です。

「雑所得・一時所得等の源泉徴収税額の合計額」と合わせて来年の予定納税額を計算する際に使うと思われます。

 

ここに記入する金額まで、手引きだけで行き着くのは難儀です。

 

条件が変わると、給与所得の金額として記入する答えがコロコロ変わるというトンデモナイ複雑すぎることになります。

手書きで正解になるのは難しいです。手引きを熟読しないと正解できません。

 

集めたら、電話をしましょう。

 

手書きの方には、電話して答えを聞き、記入しましょうがベストだからです。

 

 

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