映画 ディア・ブラザー conviction
製作:2010年
監督:トニー・ゴールドウイン
脚本:パメラ・グレイ
キャスト
ペティ・アン・ウオーターズ:ヒラリー・スワンク
ケニー:サム・ロックウエル
エイブラ:ミニー・ドライヴァ
実話
原題 の conviction は、信念の意味です。
この映画は、冤罪で終身刑に処せられた兄を牢獄から救い出すために、高校中退で結婚し子供二人を産んでパートタイマーをしていた女性が、弁護士になると決意して、実現した実話をもとに制作されました。
日本と米国で弁護士になる方法は、大きく違うでしょうが、並大抵の努力ではかないません。
しかし、高校中退で、家庭があり、養育している子供が二人あり、30歳目前の年齢で、高校からやり直す。それも、兄の罪が冤罪であることを証明するために。
19年かかりました。
冤罪を覆すなんてことは、そうそうあることではありません。
よもやま
この映画は、劇場上映されませんでした。したがって、DVD観賞か配信サービスになるでしょう。
私は、TSUTAYA旧作レンタルを利用しました。
DVDには、付録がついています。監督と弁護士ベティとの対談です。
また、映画制作に資金難から9年余りかかったことも話されていました。
まとめ
主人公は、高校からやり直して、ロースクールに入学し、試験を受け、弁護士になることを目指しますから、それはそれは長い年数がかかります。
多くの犠牲のもとに実現を目指しました。
興味がある方には観ていただきたいので、経過内容は書きません。
残念なことは、釈放された兄は、数ヶ月後に亡くなりました。
また、彼女は、現在弁護士業をやってません。パートタイマーしていた酒場の経営者になって過ごされていて、イノセント・プロジェクトに無償で協力しているそうです。
余談
税理士になる方法も、商学部系の大学に進学し、税理士試験に合格してなるのが、一般的です。しかし、私のように、税務署での経験から税理士になるものもたくさんいます。税務署OBが作る団体に桜友会があります。私は、加入しておりません。
あとは、大学院に進学して、税法免除や会計科目免除を受けて、他の科目は試験合格して税理士になる者もいらっしゃいます。親が税理士で、事務所を継ぎたい方によく見受けます。
あとは、公認会計士として長く活躍されてきた方が、年齢で監査法人を退職され、個人で税理士を開業されるのもあります。
私の出身大学の中央大学商学部石崎ゼミには、優秀な後輩がたくさんおります。みな公認会計士や税理士として活躍しております。ご要望があればいつでもお話を伺います。」